2024-25クラブ運営方針

有田2000ロータリークラブ

会長 前 任

2024年4月20日に創立25周年事業を無事に終え、私たちは新たな一歩を踏み出しました。創立以来、チャーターメンバーをはじめとする先輩諸氏が絶え間なく奉仕活動を展開して参りました。26年目になってもこれまで通りと変わることなくこの奉仕の精神を次世代へとつないで行きたいと思います。

本年度、国際ロータリーのテーマは「ロータリーのマジック」です。しかしながら、この「マジック」というのは魔法の杖を使用したり、呪文を唱えたりすることで実現するもので無いとステファニー・A・アーチックRI会長は断言されています。ロータリアンの日々の地道な活動が結実する事によって、まるで「マジック」のように劇的に好転することを指しています。「マジック」にはタネや仕掛けがつきもので、RI会長は奉仕活動や寄付行為がタネであり、仕掛けであるとして私たち会員に実践するように求めています。
また、野村壮吾2640地区ガバナーはロータリーの原点は「親睦」と「奉仕」であり、現在の中核的価値観として親睦・リーダーシップ・高潔性・多様性・奉仕であると述べられ、ロータリアンはクラブ定款第5条の目的を達成すべくRIの定めた7つの重点項目はもとより、地域での奉仕活動に取り組むことを目標とされました。長い歴史の中で時代に応じて変化を重ねてきましたが「変わらないのは、ロータリアン一人一人の奉仕に対する思いや行動」であるとされ、その際に「四つのテスト」の活用を基本方針とされました。この「四つのテスト」はロータリアンが活動する際の基準や道徳的な指針であり、クラブの基本理念の一部であると仰っています。ロータリーの奉仕活動の原点は会員一人一人による日々の活動であると断言されています。

 このように、ロータリーの基本は会員による奉仕が全てであると言えます。従って本年度は会員個々が、ロータリーの原点に立ち返り、自らを見つめ直し、そして日々の奉仕活動に取り組んで行くことが重要であり、さらには次世代へとこの活動をつなげて行くことが大切であると考えます。

~奉仕活動を次世代へつないで行くために~
私たちが置かれている現状は、小規模であるがために活動を行うにも多くの予算を投入することもままなりません。しかし、クラブ内で考え奉仕活動を地道に積み重ねながら地域住民の方々に「有田2000ロータリークラブ」の存在をもっと認知してもらえるように努力を続けて行きたいと思います。さらに、その活動を地域から広域へ、日本から世界へと徐々に広げて行き、次世代につなぐ事が出来ればと思います。

~多くの仲間と共に~
我がクラブは25名の会員で創立し、多くの会員で活気あるクラブ運営がされていたと思います。創立25周年事業日現在で13名と約半減となっており、クラブの組織を編成するにも支障が出る状況です。私たちのクラブはもとより、会員増強はどこのクラブでも重点項目であると思います。時が移ろい、年齢を重ね、いずれはロータリー活動を終えるときが必ずやって来ます。活気あるクラブを目指すためにも、奉仕活動に興味があり、積極的に取り組む情熱ある人材を是非ともクラブに迎え入れたいと考えます。年間を通じて粘り強く会員増強に取り組みたいと思います。

~現在置かれている状況に応じた活動を~
ロータリークラブには、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕の五大奉仕がメインとなり、それぞれに関連する委員会が存在します。約20年前にクラブの運営を容易にすることを目的とした新規の管理構成「クラブ・リーダーシップ・プラン」(CLP)がRI理事会で決議されました。当クラブは従来の委員会構成で運営して参りましたが、会員の減少に伴い組織編成にも苦慮する状況です。本年度、クラブ運営をスムーズにし、本来の委員会活動が運営できるような組織に改革し、活発なクラブになればと思います。

活動計画
1. ロータリーの原点に立ち返り、奉仕活動の積極的な取り組み
2. 奉仕活動に意欲のある人材を増強する
3. 充実したクラブ運営を目指す
4. 現状に即した組織運営を考える