2025-26クラブ運営方針

有田2000ロータリークラブ

会長 中屋 喜臣

ロータリーの理念と地域社会への貢献

 ロータリーは、世界中の職業人や地域社会のリーダーたちが集い、奉仕活動を基盤 に高い道徳性、国際的な親善、文化交流を育む組織であると私は考えます。 各地域のニーズに応じた独自の奉仕活動を通して、他者を思いやり、社会に貢献して いく姿勢が特徴です。そのような活動を通じて、多くの人と出会い、互いを尊重し合 い、ロータリアン同士の友情やネットワークを深めることができます。  有田2000ロータリークラブは、今年度で創立27年目を迎えます。これまで先輩方が 多くの奉仕活動を通じて地域に貢献されてきました。この精神をこれからも変わるこ となく継承し、次の世代へとしっかりとバトンを渡していきたいと思います。

2025–26年度RI会長のメッセージを受けて

 2025–26年度のRI会長のメッセージは「よいことのために手をとりあおう」です。 これは、地球上で最も有能なボランティアチームをさらに広げることを目的とし、 「成長」「奉仕」「つながり」の大切さが強調されています。 ロータリーの最大の財産は、長い歴史や素晴らしいプロジェクト、広がりのあるネッ トワークではなく、会員一人ひとりの存在にあると語られました。現代社会が急速に 変化している今だからこそ、新たな視点を持ち、革新を行うことが必要であるとも強 調されています。ロータリーのすべての功績と成長は、最終的には会員の力にかかっ ており、今後も入会促進と会員維持に力を注ぐことで、地域社会に変化をもたらすロ ータリーの力はさらに強くなると確信しています。

奉仕活動に取り組むにあたって

ロータリーの基本は、親睦と奉仕です。一言で奉仕活動といっても、取り組み方はさ まざまです。これまで先輩方が続けてこられた奉仕活動は、今後も変わることなく継 続していきたいと考えています。また、有田2000の規模に合った地域での新たな奉仕 活動も模索していきます。地元の皆さまとともに活動を行い、地域に溶け込むことで、 より深い交流が生まれ、有田2000のことをより多くの方に知っていただくきっかけと なるはずです。それが、私たちにとって大切な「仲間」を増やす鍵にもなると信じて います。

仲間を見つけるために

どのクラブにおいても大きな課題のひとつが会員の増強です。 世間では、「ロータリーとはどのような団体で、どのような活動をしているのか」が まだ十分に知られていないのが現状かもしれません。だからこそ、私たちは積極的に 奉仕活動に取り組み、その様子をメディアなどを通じて幅広く発信していくことが重 要だと考えます。そして、関心を持ってくださった方には、ぜひ活動に参加していた だけるような環境づくりを進めていきます。また、有田2000ロータリークラブの魅力 の一つは、会員同士の仲が良く、雰囲気が明るいことです。 活気あるクラブづくりのために、さまざまなアイデアと行動力を持って、これからも 会員増強に努めてまいります。